在韓日本大使、公使の不適切発言で遺憾の意

7月 17, 2021 19:55 Asia/Tokyo

韓国外交部の崔鍾建（チェ・ジョンゴン）第１次官は１７日土曜、相星孝一・駐韓日本大使を呼び、同大使館の相馬弘尚総括公使が韓国メディアとの懇談で不適切な発言をしたとされる問題に関して、厳重に抗議しました。

韓国・聯合ニュースによりますと、チェ次官はこの席で、日本政府が再発防止に向けた措置を速やかに取るよう求めました。

相星大使は不適切な発言に遺憾を表明し、韓国政府の要求を本国に報告すると話しました。

相馬氏の発言は、韓国のＪＴＢＣテレビが１６日金曜、相馬氏が１５日に行われた韓国メディアとの懇談の場で、文在寅（ムン・ジェイン）大統領に対し不適切な表現を使ったと報じたことで明るみに出ました。

日本大使館の発表によると、相星大使から事実確認を受けた相馬氏は「報じられたような表現を用いたのは事実」と認めました。ただ、発言はムン大統領に対するものではなく、その場で撤回したと説明したということです。

日本大使館はこの件について１７日、相馬氏に厳重に注意したと発表しました。

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