イラン人権本部が、米兵によるアフガンでの子ども殺害に反応
イラン司法府人権本部が、アフガニスタンで行われた米兵による民間人殺害などの犯罪、中でも子どもの殺害に反応するツイートをしました。
国際通信イランプレスによりますと、イラン司法府人権本部は、23日月曜のツイートで、国連の統計に基づく米軍がアフガニスタン占領中に行った犯罪の一部に言及し、「(2021年6月末までの)わずか30ヶ月の間に、アフガニスタンでは6320人の子どもたちが米軍占領下で死傷した」としました。
続けて、「これは、米兵に抱かれるアフガン人の子どもの写真を公開することで、西側メディアが国際世論から彼らの犯罪の印象を払拭して浄化しようと努める中で起きた」と強調しました。
これに関して、しばらく前にも米軍のある兵士が、同軍が仕掛け爆破装置を取り除くためにアフガン人の子どもたちを利用していたことを暴露しています。
2010年に機動部隊としてアフガニスタンに駐留していたこの米軍大尉は、ポッドキャストにおいて、「米軍は進路上に仕掛け爆破装置がないかを確かめるため、チョコレートやおもちゃ、食糧パックをばらまいて、10歳にも満たないアフガン人の子どもたちを爆破装置がありそうな小路に引き込んだ」と告白しています。
米軍やNATO北大西洋条約機構がアフガニスタンで行った犯罪に対する国際刑事裁判所の捜査に向けた努力は、この問題を担当する検察官のビザ取り消し、この件に関わっている検察官や裁判所職員への逮捕警告、アメリカ国内に同裁判所が所有する資産の凍結や没収、制裁の実施などにより、暗礁に乗り上げています。
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