米軍の先端武器・軍事品が、タリバンに渡る
8月 30, 2021 19:31 Asia/Tokyo
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タリバンに渡る米軍の先端武器・軍事品
先日アフガニスタンを掌握した勢力・タリバンが、自身の勢力拡大と駐留米軍の撤退の中で、アメリカの武器・軍事品・航空機などを接収しています。
これらの武器・軍事品には、174機の軍用機とヘリコプター、12万9496台の装甲車両、約66万3000の軽量武器類、暗視スコープ、無線機、通信機器などが含まれています。
さらに、大砲176門や輸送トラック8000台も、アメリカからタリバンの手に渡っています。
一方、アメリカの各メディアの報じたところによれば、アフガニスタン国内にアメリカが所有していた数十億ドル相当の兵器の大半は、タリバンが接収しました。
タリバン軍は、今月15日にアフガニスタンの首都カーブルに入りました。同国のガニ大統領はこれと時を同じくして出国し、現在はアラブ首長国連邦に身を寄せています。
タリバンは現在同国を掌握し、包括的政府を発足させようとしています。
アメリカの占領軍は、20年にわたりアフガニスタンに駐留した後、不名誉な失敗とともに完全撤退を行っています。
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