中国軍機関紙、CIAスパイに対する国民的闘争を求める
10月 18, 2021 19:15 Asia/Tokyo
中国共産党中央軍事委員会の機関紙「解放軍報」は、CIA・米中央情報局によるスパイ活動に対抗するための国民的闘争を求めました。
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによりますと、今回の要請は、CIA内で対中スパイ組織が新たに組織されたことをうけてのものです。
この新しいスパイ組織は、CIAのウィリアム・バーンズ長官が、中国をアメリカにとっての今世紀最大の脅威だとしたことをうけて発足しました。
今回の対中スパイ組織発足とこれに関するバーンズ長官の発言は、中国で大きな反応を巻き起こしました。
ここ数日、中国メディアで反響を呼んでいる動画は、CIAが官話、広東語、客家語、上海語などの中国語方言を流ちょうに話すスパイを利用しているというものです。
中国の外務次官は先週、同国国際放送CGTNのインタビューに答え、米国は中国との冷戦を望んでいないとするバイデン大統領の約束に疑問を呈しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj