韓国ソウルで保革両団体が衝突 慰安婦問題めぐり
11月 17, 2021 21:23 Asia/Tokyo
韓国・ソウルで17日水曜、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐって意見の異なる保守・革新の両団体が鉢合わせし、警察が出動しました。
韓国・聯合ニュースによりますと、この日は市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が旧日本軍によるいわゆる慰安婦問題の解決を求める定例集会「水曜集会」をソウルの日本大使館前で開催していました。
これに対し、正義連の解散などを訴える保守系団体の「自由連帯」も、水曜集会の周辺でシュプレヒコールを上げるなど、緊迫した場面が見られました。
警察は両者の衝突を防ぐため、日本大使館に設置された慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の周囲にバリケードを設置しました。
両団体は、自由連帯が少女像の付近を活動場所として先取りしたことを契機に、対立が続いています。
また、正義連をめぐっては昨年、後援金の横領や不正会計などの疑惑が浮上し、同団体の前理事長で国会議員(無所属)の尹美香(ユン・ミヒャン)氏が詐欺や業務上横領などの罪で在宅起訴されています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ