ベトナムのホテルで15万円「金箔ステーキ」食べる共産党高官の動画が公開
(last modified Tue, 14 Dec 2021 08:05:34 GMT )
12月 14, 2021 17:05 Asia/Tokyo

ベトナム・ハノイにあるホテルで開業以来提供される、金箔をはったステーキを、同国共産党の高官が食べる様子を捉えた動画がSNS上で公開され、市民の話題となっています。

ロイター通信が14日火曜、報じたところによりますと、ハノイにある「ドルチェ・ハノイ・ゴールデンレイク・ホテル」では開業以来、金箔をはったステーキを提供しています。

値段は約15万円とされ、このステーキをベトナム共産党の高官が食べる様子を捉えた動画がSNS上で公開され、市民の話題を呼んでいます。

動画を公開したのはトルコのセレブシェフですが、共産党の高官がこのような高額な料理を食べる姿を撮られることをなぜ許可したのか、一部では物議をかもしています。

一方で、ホテルの経営者は「大臣に感謝している」とし、「このホテルが開業してからずっと金箔のステーキを提供してきたが、今回大臣の動画が海外のメディアやSNSに取り上げられて初めて、ベトナムの労働者階級でも楽しんでもらえるように、手ごろな値段で金箔ステーキを提供するレストランを開いてはどうかと考えた」とコメントしました。

なお、このホテルの「トマホーク・ステーキ」は4人前で、1皿約2万円だということです。

ホテルの経営者はまた、金箔ステーキを労働者階級でも食べられる、お手頃価格で提供する店を新たに開業したいとの考えを明らかにしました。

 

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