中国、「米国内の売春の犠牲者は数千人」
12月 21, 2021 22:39 Asia/Tokyo
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売春の犠牲者
中国外務省の趙立堅報道官が、「現在、米国では24万〜32万5000人の成人女性と未成年の女子が売春の犠牲になっている」と語りました。

ファールス通信によりますと、趙報道官はアメリカでの社会問題の一部について説明し、「このような状況にあっては、アメリカは他国に非難の矛先を向けることを止めるのが得策だ」と述べています。
また、中国で強制労働や人権侵害が起きているとする米国の主張を否定し、「この呼称は他のどこよりもアメリカにふさわしい。なぜならアメリカには農場で働く約50万人の児童がいるからだ」としました。
そして、「米国では約24万から35万人の成人および未成年の女子が売春の犠牲となっており、また昨年は強制労働のために10万人近くが米国に人身売買された」と語っています。
さらに、中国の内政に干渉する米国当局者に対し、自国の内政に集中するよう勧告しました。
続けて、「彼らは強制労働の犠牲になった子供たちに注意を向け、また売春の犠牲になった成人女性や未成年の女子を救い、綿花農場での強制労働で亡くなったアフリカ系市民を祈念するべきだ」と語っています。
アメリカのビジネス雑誌「フォーチューン」は数年前、「米国での人身売買はすでに一般に広まった現象であり、大きなビジネスチャンスとされている」と報じていました。
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