1月 30, 2022 21:05 Asia/Tokyo

北朝鮮が日本海に向けて発射したIRBM中距離弾道ミサイルの最高速度が、マッハ16であったことが判明しました。

韓国・ヨンハプ通信が、同国軍関係者の話を引用して報じたところによりますと、北朝鮮が現地時間の30日日曜に日本海に向けて発射したIRBMの最高速度はマッハ16で、ミサイルは垂直に近い角度で発射されたということです。
また、北朝鮮から発射されたミサイルは「華城-12」とみられ、このミサイルは2017年のパレードで初めて披露され、同年に初めて発射されています。

北朝鮮による今回のミサイル発射は、2022年に入ってから通算7回目となります。

日本政府は、今回のミサイル発射について北朝鮮に抗議しました。

さらに日本の海上保安庁は、「弾道ミサイルは日本海に落下し、日本に危害を与えるものではない」と発表しています。

北朝鮮の政府関係者はこれに先立ち、「わが国には、武器実験および防御力強化という正当な権利を有している」と表明していました。

北朝鮮は2006年以来、度重なる国連制裁を受けているにもかかわらず、地域での米軍の脅威に対抗するための軍事力の強化を主張しており、米国が北朝鮮政権の打倒という敵対的な政策を止めない限り、ミサイルと核計画を放棄しない、と主張しています。

 

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