中国・合肥市の伝統工芸家が「火筆画」で「虎」を描く
(last modified Sat, 05 Feb 2022 10:08:23 GMT )
2月 05, 2022 19:08 Asia/Tokyo

中国の伝統工芸「火筆画」の画家が、今年の干支「寅」にちなんだ作品を制作しました。

中国新華社通信が4日金曜、報じたところによりますと、安徽省(Anhui)合肥市(Hefei)蜀山区に住む呉善明さん(65)は、40年以上にわたり同国の伝統工芸「火筆画」の制作に携わっており、同省宣城市(Xuancheng)の伝統工芸品「宣紙(書画用の上質紙)」や竹、ヒョウタンなど、さまざまな素材を用いた作品に挑戦してきました。

寅年の春節(旧正月)を迎え、呉さんは虎をテーマとした作品22点の制作を開始し、電気ごてを紙の上に走らせ、勇猛な虎の姿を見事に描き出しています。

中国の伝統工芸「火筆画」は「燙画」「烙画」とも呼ばれ、「鉄」を筆、「火」を墨とし、火で熱した焼きごてで素材を焦がして絵を描く、という芸術です。

 


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