倍率5倍以上、1700万件のチケット応募 カタールW杯

今年11〜12月に行われる2022年サッカーW杯カタール大会（2022 World Cup）の観戦チケットの申し込み件数が1700万件、倍率5倍に達しました。

フランス通信が9日水曜、FIFA国際サッカー連盟の発表として報じたところによりますと抽選申し込みが8日火曜に締め切られ、チケット枚数の5倍以上にあたる1700万件の申し込みがあったことが判明しています。

最も多かったのは開催国のカタールからの申し込みだった一方、FIFAの発表ではアルゼンチンとブラジル、イングランド、フランス、インド、メキシコ、サウジアラビア、UAEアラブ首長国連邦、米国からも申し込みが「殺到」したということです。

特に、ルサイル・スタジアムで12月18日に行われる決勝は、8万席に対して約180万件の申し込みがあったことが分かっています。

また、チケット価格については決勝戦が最高で1600ドル（約18万5000円）など、人気のチケットはかなり高額で、また招致をめぐる疑惑も残る中、世界一の人気スポーツに対するファンの思いは相変わらず強いことが示された形となりました。

これについてFIFAは「世界中のファンの熱意が証明された」と述べています。

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