ロックダウン下の上海で、新たにコロナ感染者7人が死亡
(last modified Wed, 20 Apr 2022 11:02:08 GMT )
4月 20, 2022 20:02 Asia/Tokyo

新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンが続いている中国・上海市当局は、同市内で新たにコロナ感染者7人が死亡したと発表しました。

中国は現在、過去2年間で最悪のコロナ・パンデミックに遭遇しており、総人口2500万人を有する上海のロックダウン・全面的封鎖の解除が見通せない中、さらに多くの都市が新変異種オミクロン株の感染・流行に巻き込まれていることが報告されています。

中国では、先月末から新たなコロナ感染の波が始まっています。

広東省深圳市など一部都市では、外出禁止や隔離措置が功を奏してオミクロン株の感染拡大が阻止され、全面的封鎖も解除されましたが、上海に隣接する蘇州市(そしゅうし)では感染者が増加しつつあります。

ロイター通信によりますと、上海市当局は20日水曜、同市内で新たにコロナ感染者7人が死亡したことを発表するとともに、18日にもこの町で7人の感染者が死亡したとしています。

上海では今なお、ロックダウンや隔離措置などコロナ対策制限措置が続いています。

なお、中国北部山西省の省都太原でもコロナ対策措置が強化され、市内中心にある6つの地区でロックダウンが行われています。

 


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