アフガンで、「世界ゴッツの日」を間近に控え準備が進む
(last modified Wed, 27 Apr 2022 16:01:18 GMT )
4月 28, 2022 01:01 Asia/Tokyo

アフガニスタンの首都カーブルやそのほかの一部の都市において、「世界ゴッツの日」を支持する特別な看板が各所に設置され、市民がこの日を迎える準備を進めています。

今月29日は、イスラム教徒が断食を行うラマザーン月の最終金曜日にあたり、「世界ゴッツの日」となっています。

これは、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師のイニシアチブにより制定されたもので、この日には全世界のイスラム教徒やパレスチナ支持者らが、パレスチナを占領しているシオニスト政権イスラエルのアパルトヘイト政策への嫌悪を表明することになっています。

パレスチナの抑圧された人々への支持を目的とする「世界ゴッツの日」のデモ行進は、世界の多くの国で毎年開催されています。

IRIB通信がカーブルから伝えたところによりますと、カーブルなどアフガンの複数の都市ではこの数日、占領下のパレスチナ聖地ベイトルモガッダス・エルサレム(別名ゴッツ)のムードにあふれています。

「世界ゴッツの日」を前にカーブルやクナル州、ロクマーン州、ナンガルハル州などに設置されたこれらの看板では、聖地の解放や抑圧されたパレスチナ国民への支持が強調されています。

アフガンのイスラム教徒らは、アメリカとその同盟国による占領下にあった時期にも常に、パレスチナ国民の理念を支持し、「世界ゴッツの日」の式典を開催していました。