北京でコロナ対策強化、飲食店は店内飲食禁止 上海では緩和も
(last modified Sun, 01 May 2022 11:53:17 GMT )
May 01, 2022 20:53 Asia/Tokyo

中国・北京では、新型コロナウイルスの感染者が増加していることをうけ、1日から市内のすべての飲食店で店内飲食を禁止するなどの制限措置が導入されました。

時事通信によりますと、北京市当局は30日土曜、過去24時間で67人の新規感染者が確認されたと発表しました。22日以降の累計感染者数は300人近くとなっています。

中国では30日から労働節の5連休が始まったため、人出の増加を懸念する当局は、感染者が出たマンションの封鎖や映画館の営業停止、さらに連休中の市内全飲食店での店内飲食禁止などの措置を矢継ぎ早に打ち出しています。

また、住民らに対するPCR検査の実施も、一部地域では義務化されるなど強化されています。

また、市内にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京」も1日からの一時休園を発表しました。再開時期は未定ということです。

これに対し、上海は依然として市の大部分がロックダウン下にありますが、当局は市中感染リスクが抑えられていると判断し、一部地区で制限を緩和しました。

市当局によると、上海市内の5地区で公共交通機関の運行再開が許可され、住民は居住地区内に限ってスーパーなどに行くことが可能になるということです。

 


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