中国が、太平洋地域諸国との関係拡大を追求

王毅・中国外相は、太平洋地域諸国との関係拡大を要請しました。

中国中央テレビＣＣＴＶによりますと、王毅外相は29日日曜、南太平洋のフィジー共和国の首都スバで、PIF太平洋諸島フォーラムのヘンリ ー・プナ事務局長と会談し、「中国は、太平洋地域諸国との気候変動対策などの分野での協力を拡大する意向である」としました。

また、「太平洋諸島フォーラムは、南太平洋地域で最も権威ある政府間組織であり、中国は、地域の業務におけるこの組織の役割を非常に重視している」と語りました。

さらに、中国として太平洋諸島の「1つのブルーパシフィック大陸のための2050戦略」を支持し、海洋環境保全や電子取引など分野で協議を行う意向がある、としました。

王外相は今月２７日には、キリバス共和国のTeuea Toatu副大統領と会談しました。

また今回の南太平洋諸国歴訪ではソロモン諸島に次いで３番目の国としてフィジーを訪問しています。

王外相はさらに、トンガやバヌアツ、そしてパプアニューギニア、東ティモールも訪問する予定です。

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