中国、有人宇宙船打ち上げ ステーション年内完成目指す

中国が5日日曜、独自の宇宙ステーション「天宮」の建設作業を担う宇宙飛行士3人を乗せた宇宙船「神舟14号」を打ち上げました。

フランス通信が5日、報じたところによりますと、これら3人の宇宙飛行士は6か月滞在し、年内に天宮を完成させる計画です。

CCTV中国中央テレビによりますと、この宇宙船は「長征2号F」ロケットで、ゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。

CGTN中国国営英語放送は、3人は天宮本体への実験施設2基の連結など「軌道上での宇宙ステーションの組み立てと建設を完了させる」ほか、「設備の試運転」や科学実験なども行う、と報じています。

中国政府は「宇宙強国」を目指して宇宙開発を推進しており、すでに月面探査や火星探査に成功しています。

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