上川外相、あす西アジア歴訪へ

上川外相は31日の記者会見で、明日2日から5日までの日程で、被占領地パレスチナとヨルダンを訪問すると発表しました。

先月7日にシオニスト政権イスラエルとパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスとの戦争が始まって以来、日本の閣僚が被占領地を訪れるのは初めてです。

上川外相は、今回の歴訪でパレスチナ側の要人との会談も予定しているとしました。

今回の訪問後の7日からは、東京でG7外相会合が予定されており、最新の西アジア情勢も話し合われる予定です。

日本政府は以前、ガザ地区に1000万ドル規模の支援提供を表明していましたが、その一方でイスラエルへの支持を打ち出すため、ハマスの幹部らに対し資産凍結などの制裁を行使しました。

上川外相はこの日の記者会見で、今回の訪問で日本の立場を説明し、停戦にむけて各国と意見交換を行いたいとしました。

日本は石油輸入の大半を西アジア諸国に依存していることから、長年にわたって西アジア諸国との友好関係を維持してきました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。