イランと近隣15か国との貿易が6%増加
7月 27, 2024 17:59 Asia/Tokyo
イランと地域・近隣15か国との過去4か月間の貿易額が、前年同期比6%増の約200億ドルに達しました。
イランと地域・近隣15か国との過去4か月間の貿易額が198億2054万7000ドルとなり、86億872万9000ドルだった昨年同期に比べて6%増加したほか、重量でも5%増加しました。
イラン税関の最新統計によりますと、この期間にイランとの貿易額が多かった地域・近隣諸国は順に、UAEアラブ首長国連邦、トルコ、イラク、パキスタン、アフガニスタン、ロシア連邦、オマーン、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、アルメニア、カザフスタン、クウェート、カタール、バーレーン、サウジアラビアでした。
イラン外務省のサファリー経済外交担当次官はこれに関連し、サウジアラビアがイランとの経済協力に意欲を見せているとして、「我が国とサウジアラビアの合同経済委員会が間もなく開かれる予定だ」と述べています。
また、イラン税関びレズヴァ―二―ファル局長も先日、「イランを経由する外国製品のトランジット輸送はこの4か月間で762万2000トンとなり、前年同期比で58.5%増加した」と語りました。
イランは大陸間輸送の要衝に位置していることから、鉄道・街道といった陸路および海路・空路のすべてにおいて、トランジット輸送中継地としての高い可能性を秘めています。