6月 30, 2022 17:30 Asia/Tokyo

ライースィー・イラン大統領が、「わが国は戦略的な関係という枠組みでの対ロ交流を追求している」と語りました。

イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は29日水曜、トルクメニスタン訪問の最後の予定をこなす中で、プーチン・ロシア大統領と会談し、南北ルートの強化を強調するとともに、「イランとロシアは、スワップ取引を含むエネルギー分野での協力に向けた適切な可能性を有している」と述べています。

また、「両国の金融取引は、西側の金融取引システムから独立した枠組みの中で拡大し、いずれの国からの勢力や圧力の影響を受けないようにすべきだ」としました。

一方、プーチン大統領も、「この数ヶ月間で、ロシアとイランの経済関係・取引の量は程よく増加しており、この方向性が継続される必要がある」と語っています。

さらに、スワップ取引を含めたエネルギー分野での両国の協力拡大という、ライースィー大統領の提案を歓迎しました。

そしてライースィー大統領に対し、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師にくれぐれも宜しく伝えてほしいと述べています。

第6回カスピ海沿岸諸国首脳会合はイラン、ロシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタンの5カ国の参加により29日水曜、トルクメニスタン首都アシカバードにて開催されています。

ライースィー大統領は今回の会合に参加したほか、プーチン・ロシア大統領およびアリエフ・アゼルバイジャン大統領、そして開催国トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領と会談しました。

 


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