イランの石油生産量が16%増加
7月 03, 2022 18:03 Asia/Tokyo
イギリスに本社を置く多国籍企業BP(旧ブリティッシュ・ペトロリアム)が、「イランの石油生産量は、2021年に16%増加した」と発表しました。
昨年のイランの石油生産量は、制裁が続いているにもかかわらず、1日あたり54万バレル増加し、317万バレルに達しました。
イルナー通信によりますと、英国の企業であるBPは、「世界エネルギー統計レビュー2022」と呼ばれる新しい報告書の中で、各国の石油生産を分析しました。 このレポートは、2021年に世界で毎日7783万バレルの石油が生産され、2020年と比較して1.4%増加したことを示しています。
また、リビア、イラン、カナダが、それぞれ1日あたり84万バレル、54万バレル、30万バレルと、最も石油生産の増加を示しました。 つまり、イランは昨年の石油生産量の増加が最も大きかった国の中で2番目にランクされています。
OPEC・石油輸出国機構も最新の報告書の中で、2021年にこの組織の石油収入が77%増加したことを発表し、イランが今年石油輸出により250億ドル以上を稼いだことを発表しました。
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