ロシアの貨物列車が初めてイランに到着
7月 13, 2022 18:09 Asia/Tokyo
インドを最終目的地としたロシアの貨物列車が、初めてイランに到着しました。
イランとロシアは、経済、軍事、安全保障などの二国間分野だけでなく、アメリカの一極主義への対抗など地域・国際分野においても、戦略的利益を共有しています。
2001年に3月にはイランとロシアの間で、「二国間関係と協力原則に関する基本協定」という20ヵ年協定が結ばれており、現在両国は特に経済分野における新たな合意を目指しています。
ロシアからインドへ向かう貨物列車は、モスクワを始発駅として3800キロの行程を39個のコンテナを積んで走行し、ロシア、カザフスタン、トルクメニスタンを経てイランに入りました。列車はこの後、イラン国内を1600キロ南下し、ペルシア湾沿いのバンダルアッバースに向かいます。貨物は最終的にバンダルアッバース港から船に積み替えられ、インドに輸送されます。