イスラム革命防衛隊が、バイデン米大統領の誇大発言に警告ツイート
7月 16, 2022 15:57 Asia/Tokyo
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イランイスラム革命防衛隊
イランイスラム革命防衛隊が、アメリカのバイデン大統領の「最後の選択肢としてイラン核施設への軍事攻撃の可能性がある」とした誇大発言に反応し、ツイッターで警告を発しました。
シオニスト政権イスラエルの占領地を訪れていたバイデン米大統領は、同政権指導者らの妄想に同調して、イラン国内の核施設を攻撃する可能性について語りました。
イランイスラム革命防衛隊は、この同大統領の誇大発言に反応して、ツイートにおいて「西側の行動やIAEA国際原子力機関の政治的姿勢に対するイランの忍耐力は、永遠に続くものではない」と警告しました。
そして、このツイートに「核抑止」という示唆的なハッシュタグを使用しました。
一方、イラン軍のシェカールチー報道官も、自国に対するアメリカの「力に訴える」行為に反応して、「彼らは、いわゆる”力に訴えた反イラン的行為”のためには代償も払わなければならなくなることを、よく知っている」と述べました。
続けて、「イランは、米国大統領とシオニスト政権イスラエル首相に対して、テヘランにある米国のスパイ巣窟(=米国大使館)の占領、(米国大使館員ら救出作戦時の)イラン東部・タバス砂漠での米兵死亡、米国が押し付けた8年におよぶイラン・イラク戦争での決定的敗北、占領者たる米軍のアフガニスタンからの大規模な撤退、イラク国内にある米軍アサド基地の(イランのミサイル攻撃による)崩壊、ペルシャ湾での米最先端哨戒機の捕獲、米国によるイラクおよびシリアでの対テロ組織ISIS軍事作戦の屈辱的な失敗などといった過去の出来事を、改めて思い起こすように警告する」としました。
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