イラン南部・南パールス区域で、埋蔵量1兆m3の新たなガス田が発見
7月 25, 2022 19:26 Asia/Tokyo
イラン国会・エネルギー委員会のシャリーアティー報道官は、イラン南部にある南パールス・エネルギー区域で、埋蔵量が1兆m3に及ぶ新たなガス田が発見されたことを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、シャリーアティー報道官は、イランの石油会社ペトロパールスの取締役の話としてこのことを明らかにしました。
南パールスガス田は、イランとカタールが共有する世界最大規模のガス田で、ペルシャ湾に面するイラン海岸から100キロの地点に位置しています。
このガス田の総埋蔵量は14兆m3にも及び、全世界のガスの総埋蔵量の8%を占めています。
イラン国営石油会社は、最新の公式報告の中で、イラン全体の天然ガスの総埋蔵量は33兆7000億m3以上、そして原油の総埋蔵量は約1570億バレルだとしています。
イランは、世界の2大ガス埋蔵国であり、全世界のガス埋蔵量の17%を占めています。