ベネチア国際映画祭で、複数のイラン作品が上映へ
7月 27, 2022 16:41 Asia/Tokyo
イランの映画界が今年、第79回ベネチア国際映画祭に4本の映画を出品します。
第79回ベネチア国際映画祭は、8月31日から9月10日まで開催されます。
国際通信イランプレスによりますと、今回の映画祭への公式ラインナップは現地時間の26日火曜に発表され、この最も歴史ある映画祭へのイランの出品数が目立っています。
今回の映画祭のコンペティション部門には、イランのヴァヒード・ジャリールヴァンド監督の作品『Shab, Dakheli, Divar (Beyond The Wall)』と、ジャアファル・パナーヒー監督の『Khers Nist (No Bears)』が出品される予定です。また、イランの有名な女優レイラー・ハータミー氏が審査員を務めることになっています。
また、斬新な作品を集めたオリゾンティ部門で、イランのフーマン・セイイエディ監督の映画作品『Jange Jahani Sevom (World War III)』、そして、アーリヤン・ヴァズィーリー監督の『Bi Roya (Without Her)』Arian Vazirdaftariが上映されることになっています。
なお、今回のコンペティション部門には、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの新作『Bardo, falsa crónica de unas cuantas verdades』も出品されます。この映画の撮影監督はイランのダルユーシュ・ハンジです。