イラン外相の二回目の欧州訪問
イランのザリーフ外務大臣は、オスロフォーラムに出席するため、ノルウェーを訪問し、二回目のヨーロッパ訪問を開始しました。
アミーンザーデ解説員
ザリーフ大臣はアラーグチー、タフテラヴァーンチー両外務次官、ジャーベリーアンサーリー外務省報道官と共に、13日月曜、オスロ入りしました。アメリカのケリー国務長官、EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表をはじめとする各国の高官もオスロの会議に出席します。ザリーフ大臣は世界レベルでの人道・友好対話を追求するオスロフォーラムで、演説することになっています。オスロフォーラムは、戦争の仲裁者、上級レベルでの決定者、専門家が集まる会議として知られています。
ザリーフ大臣はこの会議に出席した後、ドイツに向かい、数時間のベルリン訪問で同国のシュタインマイヤー外務大臣と二国間関係、地域問題について話し合いを行う予定です。
ザリーフ大臣は、およそ1ヶ月前に行われた1回目のヨーロッパ訪問で、スウェーデン、フィンランド、ラトビア、ポーランドの4カ国を訪問しました。
ザリーフ大臣は二回目のヨーロッパ訪問で、二国間、多国間の協力に関して、様々な分野での協議を行います。これらの協議は、核合意後のイランとヨーロッパ諸国の政治・経済関係の拡大のロードマップを描く上で重要なものとなっています。というのも、核合意を受け、安保理やIAEA国際原子力機関の対イラン決議が解除され、イランが石油市場に復帰し、生産量を増加させたことで、イランの経済状況は過去とは完全に異なっているからです。これに関する契約や決定において抵抗経済の目的を中心にすえることも、イラン経済のレベルと関係を決める上で重要な役割を果たしています。石油・天然ガスの問題、産業部門での合同投資、民間部門の活動拡大、地域の政治協議は、ザリーフ外務大臣のノルウェー、ドイツ訪問で話し合われる事柄です。
このため、地域問題の解決を目指すイランの地域外交は、ヨーロッパ諸国とイランの政治協議の重要な議題となっています。この点で、ザリーフ大臣が今回の会議の演説で提示する見解や提案は重要性を有しています。
EU、アメリカ、その他の6カ国のメンバーは、核合意の枠内で取り決めを履行することになっており、その問題は、イランとアメリカの外相会談、EU上級代表との会談で追求されるでしょう。とはいえ、イランの国会と国家安全保障最高評議会は、違反と見なされる、あるいはその可能性がある相手側の行動に対する対抗措置としての枠組みを提示しています。
イランの外交政策機関は、核協議が結論に達し、核合意が実施されたときから絶えず核合意の正確な実行とイランの権利の保護を追及してきました。これに関して、シオニスト政権イスラエルの計画、サウジアラビアの妨害、その他のアメリカやカナダの一部グループの動きは、イランを脅威の源として、イランへの投資は安全ではないかのように示すことに集中しています。こうしたグループは、テロ支援や人権侵害といった根拠のない主張を提示することで、イラン恐怖症プロジェクトを別の方向から追求しています。このため、イラン外相のヨーロッパ訪問はこうした動きを退けるために、いくつかの目的を有しているのです。