イランの数学天才少女、世界大会で6度目のチャンピオンに

数学で天賦の才を持つ15歳のイラン人少女、イスラー・ソレイマーニーさんが、暗算世界大会2022で6度目となる第1位を獲得しました。

イラン南東部スィースターン・バルチェスターン州に住むソレイマーニーさんは、30か国から1万7000人の児童・生徒が参加しオンラインで開催された暗算世界大会2021においても、自身の該当する種別において1位を獲得しています。

1993年にディノ・ウォ ン博士が開発した暗算システム・UCMASメソッドにおいては、思考力を拡大させるために数学計算が用いられています。このメソッドは数学を超えたもので、子どもの集中力、観察力、思考力、想像力、分析力に効果をもたらします。

バルーチ族出身のソレイマーニーさんは、その才能と思考力によって、200の数学の問題を8分以内に解くことができます。

ソレイマーニーさんは、数学で成功することができた主な理由は自らの意思と努力にあったとしながら、「将来は宇宙飛行士になりたい。宇宙と天文学にとても興味がある」と語っています。

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