イラン外務省報道官、「イエメンでの停戦プロセスの継続・強化を支持」
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キャンアーニー・イラン外務省報道官
キャンアーニー・イラン外務省報道官が、「わが国は、イエメンにおける停戦プロセスの継続・強化を支持する」と語りました。
キャンアーニー報道官は12日月曜、記者会見にてイエメンの最新情勢について「イランとして、イエメンでの停戦プロセスの継続・強化に同意する。だが、これに寄与できるものは、イエメン封鎖の解除および、封鎖下にある同国民のニーズの確保である」と述べています。
イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官はアフガニスタンの最新情勢に関しても、「イランは長年にわたり、数百万人ものアフガン難民を受け入れるともに、アフガン市民らに対し自国が持つ多くの可能性・便宜を提供してきた」としました。
そして、「我々は、地域の友好国や近隣諸国と協力・対話する用意がある。これゆえに、協議の道筋において原則に外れ非建設的な政策を打ち出すことは何ら助けにならない」と語っています。
さらに、サウジアラビアについても、「地域的な可能性への重視から、我々は彼らとの協議に入った。これは5段階にわたり継続され、一連の合意が成立した。わが国が強調しているのは建設的なアプローチの踏襲であり、わが国は建設的なあらゆる措置や歩みに対し、適切に返答するだろう」と述べています。
ほかにも、ウズベキスタン・サマルカンドでのSCO上海協力機構首脳会合や、同組織へのイランの正式加盟について「現在、SCOへのイランの加盟に向けて一連の手続きが進行中である。わが国は、地域的重要国の1つとして、重要なエネルギー資源や可能性を有している。またわが国が南北を結ぶルート上に位置していることも、SCOの重要な目的の1つとなりうる」としました。