イラン大統領、「米大統領と会談しない」
9月 18, 2022 17:07 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が第77回国連総会への参加を前に、米CBSニュースのインタビューに応じ、「バイデン米大統領との会談は行われることはない」と表明しました。
CBSニュースは、「ライースイー・イラン大統領は、当チャンネルとのインタビューにおいて、国連総会の傍らでのバイデン大統領との会談実施の可能性について、“こうした会談は行われると考えない。会談でも協議でも有益ではないと思う”と語った」と報じました。
また、「バイデン現政権とトランプ前政権はどう違うか」という質疑に対し、ライースィー大統領は「バイデン現政権は、口先ではトランプ前政権とは違うと主張しているものの、我々はバイデン政権における行動面での一切の変化を見ていない」と語りました。
さらに、「対イラン制裁の解除は保証を伴うべきであり、核協議の進展のためには保障措置関連の問題が解決されるべきだ」としました。
そして、西側は我々に対し核活動の停止を要求する以前に、大量破壊兵器を保有するシオニスト政権イスラエルに核活動の停止を求めるべきだ、と述べています。
なお、イランとアメリカの直接交渉の可能性について、「核合意を巡るアメリカとの直接協議は全く効果がなく、アメリカはイランに対して信頼構築に向けた行動をとるべきだ」と語りました。
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