イラン原子力庁長官、「IAEAの監視は中立・専門的であるべき」
9月 26, 2022 20:27 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のエスラーミー長官が、「わが国は、IAEA国際原子力機関が専門的な機関として、独立性や中立性をもって、監視を行うことを期待している」としました。
第66回IAEA年次総会は加盟国の参加により、オーストリア・ウィーンで開幕しています。
エスラーミー長官は、この会議への参加や演説のためウィーン入りしており、この会議の傍ら、グロッシIAEA事務局長とも会談する予定です。
エスラーミー長官は26日月曜、IAEA総会で、「イランは、IAEAが自らの信頼性を維持すべく、一部の因子に対しイランに対する過去の疑惑提起を許さないよう期待している」と語りました。
また、「2015年に提起された根拠のない疑惑は解消されており、今やそれらの疑惑を再提起してはならない」と述べました。
なお、「IAEAは信頼できない情報源の事実無根の情報への依拠を回避すべきである」とし、「イランは常に建設的な協力を行う用意がある」と強調しました。
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