ユネスコ代表、「イラン北部マースーレ村は世界遺産登録の資格あり」
10月 03, 2022 20:50 Asia/Tokyo
ユネスコ代表が、「イラン北部ギーラーン州にある歴史的なマースーレ村は世界遺産登録に十分な資格を有している」
観光名所マースーレ村はおよそ1000年の歴史を誇ります。
この村は、独自の階段状の家並みが連なり、その周辺には複数の川が流れているほか、広大な茶畑が広がっています。
イルナー通信によりますと、ユネスコ代表であるナイマ・シュマド・ビン、カーリ氏はギーラーン州で同州知事と会談し、この歴史あるマースーレ村の世界的遺産登録にむけた効果的な措置にふれ、「近代化された生活は、この村の伝統的な建築には特別な影響を与えず、古来の文明がそのまま維持されている」と述べました。
また、公共交通機関の使用による観光客の往来や自家用車の入村を禁じるなどの市当局の措置が、交通渋滞緩和及び、自然環境やクリーンな気候の維持に非常に効果があった、としています。