イラン産重油の平均価格が41ドルを超える
6月 15, 2016 21:11 Asia/Tokyo
OPEC・石油輸出国機構の事務局の定例報告から、今年5月のイラン産重油の平均価格は、昨年の4月に比べて1バレル当り5ドル2セント上昇したことが明らかになっています。
OPECの事務局が今年6月に提示した報告によりますと、今年5月のOPECの石油バスケットにおけるイラン産重油の価格は、1バレル当り41ドル67セントだったということです。
こうした中、今年4月のイラン産重油は、1バレル当り36ドル65セントで、昨年のこの種の石油価格は52ドル98セントでした。
今年5月のOPECのバスケットの平均価格は、37ドル76セントだった4月に比べて5ドル35セント上昇し、43ドル21セントに達しました。
イランのザンゲネ石油大臣は、14日火曜、国会の公開会議で、「今年5月と6月のイランの産油量は日量、380万バレルを超えており、原油輸出量も2倍に増加した」としました。
タグ