10月 17, 2022 20:42 Asia/Tokyo

イランのライースィー大統領が、最近のアメリカのいたずらな言動に反応し、「我が国で起きる混乱やテロ、情勢不安を支持するとする米国大統領の発言は、人権や安全、平和への支持という自身の主張が虚偽であることを再び証明した」と述べました。

イランで最近起きているクルド系女性マフサー・アミーニーさんの死を口実にした暴動は、国外の敵や西側が支援するペルシャ語メディアにとって、イランへの内政干渉やさらなる騒乱扇動に利用できる機会となっています。

アメリカのバイデン大統領は15日土曜、声明において、アミーニーさんの死に対するイランの人々の反応に「驚かされた」としました。

また、今回のデモは「非常に長い間消えないであろう何かを目覚めさせた」と主張しました。

イラン大統領府広報サイトによりますと、ライースィー大統領は16日日曜の閣僚会議において、地域での破壊行為やテロ、暴動の根元を探れば米国の関与を見つけることができるとして、「70年にわたるパレスチナでのシオニスト政権イスラエルによる犯罪への幇助と、アフガニスタンでアメリカ自身が20年間行ってきた侵略行為や戦争は、大悪魔の所業を証明している」と述べました。

そのうえで、「慧眼を持つイラン国民は、敵とその欺瞞をよく知っており、今回も敵に目的を遂げさせることなく、成長と進歩への道を、誇りをもって力強く歩み続ける」と続けました。

 


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