イラン外相、「敵はイランの情勢不安扇動を狙った多層プロジェクトを計画」
10月 27, 2022 21:54 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「わが国の南部ファールス州シーラーズでのテロ攻撃事件は、国内での暴動やテロを奨励した人々の悪意が完全に明らかになった」と語りました。
シーラーズ市内のシーア派聖地・シャーチェラーグ聖廟で26日水曜、テロ組織ISISが武装攻撃を行い、これにより子供2人を含む15人の巡礼者が殉教、ほか27人が負傷しました。
ISISが犯行声明を発表した今回のテロ攻撃は、国連や世界各国からの非難を受けています。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相、インスタグラムの個人ページで、「疑いなく、イランは国家の安全や国益がテロリスト及び、人権擁護を主張する干渉的な外国勢力に脅かされることを許さない」と書き込みました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官もツイッター上で、シーラーズでの今回のテロ事件について、「偽りの人権擁護者は、人道主義を装った表明や根拠のない主張の背後で、今回起こったイラン国民の殺害という暴力事件を求めていた」としました。
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