イラン・ロシア間石油ガス協定の詳細が明らかに

イラン外務省のサファリー経済外交担当次官は、自国が地域におけるガスのハブ拠点となる可能性に言及して、「ロシアとのガス貿易に関する我が国の計画は、同国からガスを購入しイランのガスを近隣諸国に輸出するというものだ」と述べました。

ファールス通信によりますと、サファリー次官はイラン・ロシア間協力の可能性について触れ、「我が国がロシアのガスプロム会社との間に交わした覚書のうち、約65億ドルにおいて契約が交わされた」と述べました。

続けて、「覚書に残る400億ドル分についても、1ヶ月以内に契約が交わされると期待している」としました。

さらに、ロシアとのガススワップ協定についても、最終段階に進んでいると説明しました。

一方、ロシアが高圧ガスパイプライン建設プロジェクトに投資する予定であることに触れ、「複数のロシア企業がパキスタン内でのガス輸送用パイプライン建設の契約を交わしており、これによってイランからパキスタンに向けたガス輸出が可能になる」としました。

そして、「オマーン海・ペルシャ湾岸諸国へガスを届けるパイプラインの建設に向け、イランとロシアの合弁会社が間もなく設立され、両国のシェアは50％である」とも明らかにしました。

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