イラン大統領、「国内の情勢不安扇動工作は、敵の行き詰まりと憤りの表れ」
11月 03, 2022 16:56 Asia/Tokyo
ライースィー・イラン大統領が、「わが国内部での情勢不安の扇動工作は、敵がイランおよび地域諸国での自身の目的をめぐり憤慨して行き詰まった様相を示すものだ」と語りました。
イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は2日水曜、ミグダード・シリア外相との会談で、「わが国は今後も、進歩発展、正義、抵抗の道を着実に歩み続け、敵の陰謀を粉砕するだろう」と述べています。
また、「シリアを危機に巻き込んだ輩こそが、わが国に対し扇動工作をもくろんでいる」とし、「敵は、クーデターや押し付けられた戦争(=イラン・イラク戦争)、長年にわたる脅迫やテロ、制裁が、イラン国民の発展を阻止できなかったのを目の当たりにした後、今度は表立って舞台に姿を現し、イラン国民に対し騒乱を起こし暴動を扇動するという陰謀に手を出した」としました。
一方のミグダード外相も、イラン南部シーラーズ市のシャーチェラーグ聖廟で発生したテロ攻撃という犯罪を非難するとともに、「シリアとイランの戦略的関係は、今後とも着実に継続されるだろう」と語っています。
そして、「地域の諸国民の敵はシリアで敗北を喫しており、力強いイラン国民を相手にしては、自らの思惑を達成する可能性など決して持ち得ないだろう」と述べました。
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