ロシアのメガバンクが、イラン通貨での取引を決定

ロシア国内第２位の銀行であるＶＴＢが、アメリカによる制裁をものともせず、イラン通貨による対外取引を始めることを決定しました。

露紙コメルサントが報じたところによりますと、ＶＴＢは発表で、同行に小口や事業用の口座を持つ名義人が、３０万ドル相当をイラン通貨により送金できると説明しました。

同行はまた、「我々は、ロシア・イランの商業関係、両国間の経済的協力拡大や観光分野での発展に注目しており、イランへのリヤール送金を行う初めての銀行となる」としています。

コメルサントによると、ＶＴＢは過去にもイランとの取引実績がありましたが、２０１４年に制裁に違反したとして９５０万ドルの追徴金を科されています。

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