6月 21, 2016 17:02 Asia/Tokyo
  • 駐イラン日本大使、「日本の通商代表団が近くイランを訪問予定」

イラン駐在の小林日本大使が、日本とイランの二国間協力の再開を目的に、近く日本の経済通商代表団がイランを訪問することを明らかにしました。

小林大使は21日火曜、イラン北西部・東アーザルバイジャーン州のジャッバールザーデ州知事と、同州の中心都市タブリーズで会談し、「投資に関する合意覚書の調印、そして100億ドルの融資制度が設けられたことは、イランにおける大きなプロジェクトの実施に期待が持てるものだ」と語っています。

小林大使はまた、特に自然環境保護やイラン北西部のウルミーエ湖の再生事業をはじめとする、様々な分野での日本とイランの協力に触れ、日本の各プロジェクトがアーザルバイジャーン地方の人々と自然環境を保護するよう希望するとしました。

さらに、ジャッバールザーデ州知事がタブリーズ大学における日本の大学教授による学会の開催を提案したことにも触れ、「学会の開催は、協力の開始に向けた最良の措置であり、日本は特に農業や自然環境をはじめとする様々な分野で、イランと協力する用意ができている」と述べています。

小林大使はまた、日本のある都市とタブリーズ市の間で、観光業に関する協力を増やすという提案についても、「日本は、タブリーズ市と観光分野での交流を行う用意がある」としました。

 

タグ