イラン内務省、「国内にいるアフガン人は500万人」
1月 03, 2023 17:26 Asia/Tokyo
イラン内務省の当局者が、現時点で自国内に500万人の様々な層のアフガニスタン人が在留しているとしました。
イルナー通信によりますと、イラン内務省のレザードゥースト外国人・移民局長は、自国が長期にわたってアフガニスタンや他の諸国からの難民・移民を受け入れてきたことに触れ、「イランは40年以上にわたりフガニスタン人の受け入れ国となっており、国際的慣習を超えた親愛の気持ちを持って、非常に優れたアプローチで迎えるよう努めてきた」と述べました。
続けて、イランの努力によって国内の全外国人に教育の機会が設けられたことを指摘し、「アフガニスタンが現在の状況になる前の時点で、同国出身の55万2000人の児童・生徒がイラン人とともに勉強していたが、(タリバン政権が女子教育制限措置を取った)今、この人数は70万人に達すると予想されている」としました。
また、現在国内の大学で学ぶ約15万人の外国人留学生のうち、5万7000人から5万8000人がアフガニスタン人であるとしました。
さらに、アフガニスタン人15万人には健康保険帳が発行されており、イラン人同様に無料の医療サービスが受けられると説明しました。
一方で、この9か月間にイランに滞在するために必要な条件を満たしていなかったアフガニスタン人40万人が、自発的に帰国したとしました。
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