米メディア、「イランのミサイル防衛システム実験が成功」

米誌フォーブスが、「イランのミサイル防衛システムが、最近の演習で複数種のミサイル実験に成功した」と伝えました。

射程３００キロを誇るイランの改良型対空ミサイル防衛システム「バーヴァル３７３」は、昨年１１月に披露され、地対空ミサイル「サイヤード４」とともに実験に成功しました。

米誌フォーブスは２日月曜付の記事で、「イランはおよそ２カ月前、射程距離が伸びた新型ミサイル防衛システム・バーヴァル３７３を披露した」とし、同システムが「１８６マイル（約３００キロ）先の目標を破壊することに成功した」と記しました。

同誌はまた、バーヴァル３７３が２０１９年８月にイラン軍に導入され、イランのミサイル防衛システムの中心的な役割を果たしていると報じています。

イラン・メディアは昨年１１月、このバーヴァル３７３の改良型が開発され、実験に成功したと伝えました。

この実験では、バーヴァル３７３のレーダーがおよそ４５０キロ先の目標を探知し、およそ４００キロの距離からそれを追尾しました。そして、サイヤード４を使用しておよそ３００キロの距離から目標を破壊しました。

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