イラン人権本部書記、「世界の女性受刑者3分の1が米国内に」
1月 11, 2023 17:38 Asia/Tokyo
イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記が、世界の女性受刑者のうち、3分の1にあたる約20万1000人はアメリカ国内にいるとしました。
IRIB通信によりますと、司法府の国際問題担当副長官でもあるガリーブアーバーディー書記はさらに、アメリカの学校に通う35%の女子児童・生徒がセクシャルハラスメントを受けているとしました。
続けて、「同国では女子児童・生徒のうち5人に1人がレイプ事件の被害にあうものの、警察に通報する人はその5%に過ぎない」と述べました。
その上で、アメリカでは98秒ごとに1人の女性が性的暴力にあっているほか、同国の警官に殺された女性は、2015年以降だけで250人に上るとしました。
ガリーブアーバーディー書記は一方で、イスラム革命勝利後のイランで女性が占めている地位について指摘し、「西側は、自分が女性の権利を擁護するように、また、イランが女性の権利を侵害しているように見せようとしている」と説明しました。
そして、イランでは学生の56%、児童・生徒の48%、大学教員の33%、専門医の40%が女性であり、女性文筆家も2万3500人いるとしました。