イラン外相、「米国が偽善的なポーズとらなければ、合意達成は近い」

イランのアミールアブドラーヒヤーン外相は、「もし、アメリカ側が自ら発信したメッセージの枠内で現実的に行動し、以前の偽善的なメディア上の表明を繰り返さなければ、我々の合意到達までの距離はそれほど遠くない」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、アルアーラム・チャンネルのインタビューで、イラクのフセイン外相から伝達されたアメリカのメッセージについて、「フセイン外相は、合意に至るべく協議を総括する準備があるとするアメリカのメッセージを伝えた。我々も常に外交や協議というルートを歓迎してきており、協議から離れていない」と語りました。

また、「イランとして、アメリカが自ら発信したメッセージの枠内で現実的に行動し、これまでの偽善的な表明を繰り返さなければ、我々は、合意に至るまでの距離はそれほど遠くないと考えている」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン氏はさらに、イランとサウジアラビアの関係についても、「わが国は常に、サウジとの対話や交流を歓迎している。イラクが効果的な役割を果たしたことにより、サウジとのこれまでの5回に渡る交渉において良好な進展が見られており、我々は現在も交渉の新ラウンドの調整を行っている」と述べました。

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