4月 15, 2023 16:15 Asia/Tokyo

イランおよび一部の国々で14日金曜、パレスチナ人への連帯をアピールする「世界ゴッツの日」の大行進が盛大に実施され、抑圧されているパレスチナ国民への支持と、シオニト強奪政権イスラエルに対する嫌悪が表明されました。

14日金曜は、世界ゴッツの日でした。

この日は、イラン・イスラム共和国の建国者ホメイニー師の提唱により、イスラム教徒の聖なる断食月・ラマザーン月最後の金曜日がこの節目となる日に制定されています。イスラム教徒および全世界のパレスチナ支持者らはこの日、大行進や各種の式典を開催し、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを占領しているイスラエルの犯罪に対抗するパレスチナ被抑圧民への支持を表明します。

世界の一部の国でもこの日、イランでの開催に合わせてイスラム教徒のほか、それ以外の諸国民の多くも、「世界ゴッツの日」を記念し各種の式典や行進を開催しました。

ライースィー・イラン大統領はこの日、テヘランでの大行進の傍らで、「聖地の解放はもう間近だ」と表明しています。

また、聖地にあるアクサーモスクにはおよそ25万人のパレスチナ人が参集し、ラマザーン月最後の金曜礼拝を行いました。

イラク、レバノン、イエメン、バーレーン、トルコ、シリア、タンザニア、ナイジェリア、ガーナ、ケニア、ロシア、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イタリア、スペイン、スウェーデン、パキスタン、アフガニスタン、インド、マレーシアの各国でも、パレスチナ支持者らがこの日の式典で、シオニスト占領体制に対する嫌悪感を表明しました。

一方、英国の首都ロンドンでは16日日曜夜に開催される見通しです。

なお、イラク首都バグダッドで実施されたこの日の式典では、パレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長が、聖地の占領者との闘争の継続の意向を表明しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ