イラン・ケルマーン州知事、「外国人観光客は州内で治安問題に遭遇しない」
(last modified Sun, 16 Apr 2023 09:56:23 GMT )
4月 16, 2023 18:56 Asia/Tokyo
  • イラン南東部ケルマーン州のファダーカール知事とイラン駐在の相川日本大使
    イラン南東部ケルマーン州のファダーカール知事とイラン駐在の相川日本大使

イラン南東部ケルマーン州のファダーカール知事は、「当州を訪れる外国人観光客は決して治安問題に直面することはない」とし、「日本人観光客を温かく迎える準備がある」と述べました。

イラン南東部ケルマーン州のファダーカール知事とイラン駐在の相川日本大使

 

タスニーム通信がケルマーンから報じたところによりますと、ファダーカール知事は16日日曜朝、イラン駐在の相川日本大使と会談し、「イラン人は日本人に対し良好なイメージを持っている」とし、「一部の国が、過去にイラン国内で軍事的活動を行ったため、イラン人の間で彼らは評判が悪い」と語りました。

 

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また、「ケルマーンは、鉱山や農業の分野で多くの可能性を有している」とし、「当州は、イランの鉱山のパラダイスと呼ばれており、特に鋼、鉄鋼、クロム鉄鉱(クロマイト)をはじめとする鉱物が豊富に存在する」と述べました。

さらに、同州の主な農産物として、ピスタチオ、なつめやし、夏野菜などを挙げ、「ケルマーンは、イランと日本の協力拡大を促進する良好な可能性をもっている」としました。

 

イラン南東部ケルマーン州のファダーカール知事とイラン駐在の相川日本大使

 

加えて、「ケルマーンの治安レベルは高く、外国人が特別に敬愛されているとし、「同州にはバム城砦、シャーザーデ庭園、ルート砂漠など世界遺産として記録された7つの景勝地や史跡が存在する」と語りました。

なお、締めくくりとして、約20年前の地震に襲われたバム市やバム城砦の再建における日本の参加に謝意を表明しました。

 


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