駐イラン日本大使とテヘラン大学関係者が会談

テヘラン大学科学技術パークのアサディー所長は、日本の相川一俊・駐イラン大使と会談し、同パーク内に両国の科学技術パークが協力を行う共同事務所を開設する用意があるとしました。

イルナー通信によりますと、アサディー所長は、テヘラン大学科学技術パーク内で行った相川大使との会談で、「イランは、国内知識企業と日本との協力を拡大させ、同国の経験や能力を活用したいと考えている」と述べました。

続けて、両国の科学技術パーク共同の製品開発に向けた用意があるとして、「テヘラン大学は、日本の科学技術パークの一つと姉妹パークになることを望んでいる」としました。

また、テヘラン大学科学技術パークはイランで最大かつ最も古い大学科学技術パークであることに言及し、「当パークには、約300社の国内知識企業が拠点を置いている」と説明しました。

一方の相川大使も、アサディー所長に日本の大学や科学技術パークの視察を行ってもらいたいとしながら、「テヘラン大学は、地域に信頼がある」と述べ、互いの協力の拡大を、成功した技術に基づき、テヘラン大学と日本の諸大学間での学生交換プログラムを立ち上げることで行っていくと協調しました。

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