イラン外務省報道官；「ウクライナ戦争に反対」

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、同国としてウクライナ戦争に反対し、停戦・和平を支持していると述べました。

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、イランがカスピ海を通じてロシアに弾薬などを提供している、という根拠のない主張を報じました。

イランはウクライナ危機の当初から、この戦争に反対するとともに、この戦争で使用する兵器をロシアに提供しているといった根拠のない疑惑を否定してきました。

こうした中、キャンアーニー報道官は、ウクライナ戦争での使用を目的としたイラン製軍装備の対ロシア送付という、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の最近の主張を否定しました。

キャンアーニー氏は、「好戦主義者らがウクライナに最新兵器を提供し続け、そこからもたらされる経済・政治的利益を自らの選択の中心に据え、交渉や和平の道を閉ざし続けている一方で、彼らに近い一部のメディアは、今回のような偽りの情報を流し、イラン恐怖症を煽る計画や自ら独自の政治的目論見を追求している」と述べました。

また、「ウクライナ戦争に関するイランの明白な立場は、何度も繰り返し表明されている」として、「わが国はウクライナ戦争に反対し、停戦・和平を支持している」と語っています。

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