May 06, 2023 19:26 Asia/Tokyo

イランで6日土曜朝、あるテロ組織の指導者の死刑が執行されました。

国際通信イランプレスによりますと、分離主義派テロ組織「ハラカト・アルナザール」の指導者である、ハビブ・ファラジョッラ・チャアブ(異名ハビブ・アスィーヴァド)死刑囚は、イラン国内で複数のテロ攻撃を実行し、女性や子供を含む罪のない多数の人々を殺害しました。

チャアブ死刑囚は2005年以来、シオニスト政権イスラエルのモサドやスウェーデンの公安警察SAPOといった複数の諜報機関の支援を受けたハラカト・アルナザル組織の指導者となり、この組織のテロ行為により450人以上のイラン人が殉教又は負傷しています。

チャアブ死刑囚は2020年、トルコ領内でイランの治安部隊により逮捕され、彼に対する多数回の公判はすべて、国内や国際法の枠内に沿って、被告の出廷、彼の弁護士らやテロ作戦による殉教者遺族の参加により開催されました。

裁判所は、事件の審理後、様々な証拠や根拠をもとに、被告に対する死刑判決を下しましたが、被告の弁護士らが控訴したため、事件はイランの最高裁判所で再審されました。

しかし、その結果死刑が承認・確定し、6日朝執行されました。

 


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