イランの石油輸出が現政権下で2倍に
May 18, 2023 16:26 Asia/Tokyo
イランのオウジー石油相が、現政権において石油輸出が2倍になったことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、オウジー石油相は17日水曜、第27回テヘラン国際石油・ガス・石油化学見本市の開会式において、イランで現在の第13期政権が発足して以降、同国の石油輸出が倍増したことに触れ、「イラン暦1401年(2022年3月21日~2023年3月20日)は、総額120億ドル超となる計画段階の複数の石油プロジェクトが稼働に至った。さらに1402年(2023年3月21日~2024年3月20日)中には、150億ドル規模の石油産業プロジェクトが稼働する予定である」と述べました。
続けて、国内企業1500社およびロシア、中国、ドイツ、フランス、オマーンをはじめとした13カ国の外国企業200社が同見本市に参加していると説明しながら、「今回の展示は、制裁にもかかわらず200社以上の外国企業が参加する華々しいものとなった。これは、第13期政権によるエネルギー外交強化の成果である」としました。
そして、「ロシアのノヴァク副首相(の開会式参加)や同国企業の出展は、石油・ガス分野におけるロシアとの幅広い協力を示すものである」と指摘しました。
その上で、「我が国は、石油とガスの総埋蔵量が世界で最も多い国であり、可採埋蔵量は石油が1540億バレル、ガスが33兆立方メートルとなっている」と強調しました。
タグ