８歳のイラン人少女の「大きな心」

イラン中部ヤズド市の小さな慈善家が、自分用の自転車の購入用に貯金していた金銭を、投獄された女性の釈放のために寄付したとして、ヤズド州知事から特別記念品を贈呈されました。

ヤズド州出身の女子小学生ゼイナブ・デフガーンさん（８）は、自転車を買うために貯めていた小遣いとお年玉を貯金箱に貯めていましたが、これをある慈善活動に費やしました。

ゼイナブさんはあるテレビ番組で放送された、子供を持つある女性の身の上話を知り、投獄されているこの女性の釈放のために貯金箱に貯めていた金銭を寄付することを決意しました。

この話を聞いたファーテミー・ヤズド州知事は、この価値ある行為を評価に値するとしてザイナブさんに自転車を贈呈することを決定し、この小学生の家族の家を訪ねてゼイナブさんに自転車を贈呈しました。

しかし、ゼイナブさんは贈られたこの自転車をも刑務所から釈放された女性の子供にあげることを決意しました。このため、これを聞いたヤズド州知事もゼイナブさんにもう１台の自転車を寄贈することを決めました。

ヤズド州知事は、釈放された収監者の子女から自転車を買うことで、ゼイナブさんに贈り物を受け取るよう求めました。

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