イラン・スリランカが、相互間の貿易・観光拡大を強調

イランとスリランカの両外相が共同記者会見を行い、相互間の貿易および観光の拡大を強調しました。

スリランカのサブリー外相は5日土曜、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相の公式の出迎えを受け、同国テヘランを訪問しました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は同日、サブリー外相と共同記者会見を行い、「貿易・観光の拡大および、国際機関における協力の増加について、見解が一致した」と述べました。

続けて、「今日、アジアが持つ幅広い可能性から、世界大国はこの地域にさらなる注目を向けている。アジア諸国は、対話や交流を通じてこれまで以上に互いに、それぞれの国の利益に沿った協力を行うべきである」としました。

また、両国が国際法の枠内での経済・通商協力強化を強調しているとしながら、「スリランカで製油所や発電所を建設するといった、イランのテクノロジーやエンジニアリングのサービス輸出は、両国が協力する分野の一つとして考えられている」と説明しました。

サブリー外相もこの記者会見で、敵意の存在に対してイランの人々が見せた柔軟性や強さのすばらしさをイラン外相に伝えながら、「イラン国民は大きな力を持っている」と述べました。

そして、「我々は、イランと良好な関係を築くことを望んでいる」としました。

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