イラン外務次官と欧州3か国代表が、制裁解除協議などで意見交換
9月 20, 2023 18:49 Asia/Tokyo
イラン外務省のバーゲリーキャニー政治担当次官が、国連総会開催中の米ニューヨークにおいて、フランス、ドイツ、イギリスの政治担当代表者らと、制裁解除をめぐる協議をはじめとした互いの関心事項について意見を交わしました。
イルナー通信によりますと、バーゲリーキャニー次官は19日火曜夜、SNSに「これまでの協議の続きとして、フランス、ドイツ、イギリスの政治指導担当代表者者らとニューヨークで会談し、制裁解除交渉をはじめとした、互いにとって関心のある問題について意見を交わした」と投稿しました。
制裁解除をめぐる協議は、オーストリア・ウィーンで数カ月にわたり集中的に実施された後、アメリカが核合意に違反した側として、イランの正当な要求、および信頼の置ける継続的取り決めに必要とされる要件を受け入れれば、最終合意に達するという段階になっていました。
しかし、ウィーンでの協議の中で、アメリカが国内問題やシオニスト政権イスラエルの圧力のために、核合意への復帰を決断する力を持たないことが証明され、そこから同国は、イランを非難したり表面上の期限を切るなどの戦略に訴えました。
イランは制裁解除協議において、核合意の継続性についてや、IAEA国際原子力機関のセーフガードをめぐる主張の取り下げを、主な要求として挙げていました。
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