9月 24, 2023 17:50 Asia/Tokyo

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、米ニューヨーク訪問の6日目にサウジアラビア、アゼルバイジャン、ヨルダンの各国外相らと会談しました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は23日土曜、米ニューヨークでの第78回国連総会の傍ら、サウジのファイサル外相と会談し、両国関係の拡大に関して意見交換を行いました。

イランとサウジの外相会談は、両国が国交再開して以来、これで4回目となります。

イランとサウジは2016年以来、断交していましたが、2年にわたる協議の末に去る3月10日に声明を発表し、国交正常化に合意したことを明らかにしていました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はさらに、アゼルバイジャンのバイラモフ外相とも会談し、両国関係の拡大を強調しました。

この会談では、両国の関心事やアルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノ・カラバフ地域情勢について協議・意見交換が行われました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、様々な分野でのイランとアゼルバイジャンの関係が進展していることに喜びの意を表明し、「近くアゼルバイジャンの大使と外交官が在テヘラン大使館に復帰し、両国関係の新しい1ページが開けるよう希望する」と語っています。

一方、バイラモフ外相も、両国の幹部高官らによる最近の複数回の会議を建設的で前向きなものだとし、両国間の建設的で新たな一歩が踏み出される用意があると述べました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相とヨルダンのイマン外相との会談

 

アミールアブドッラーヒヤーン氏はまた、今回の国連総会の傍らでの外交協議の続きとして、ヨルダンのイマン外相とも会談しました。

そして、「地域の安定した経済や、地域のアラブ・イスラム諸国とイランとの関係プロセスに注目し、イランとヨルダンの関係も両国民の利益のために向上するよう希望する」としました。

これに対し、イマン外相も「両国間の良好な同胞関係に新たな1ページが開けることを希望する」と述べています。

 


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